専門家が教える!住宅ローン借り換えしても、住宅ローン控除はそのまま継続?

住宅ローン控除を受けている期間中に、住宅ローンの借り換えをする人もいるでしょう。

借り換えをした場合、それまで受けていた住宅ローン控除はどうなるのでしょうか。

実は借り換えた後も、引き続き住宅ローン控除を受けるには所定の要件を満たす必要があります。

今回の記事では、住宅ローン借り換えした後でも住宅ローン控除を受けるための方法をその仕組みも含めて解説させていただきます。

住宅ローン借り換え前に、いま受けている住宅ローン控除の内容を確認

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(写真=PIXTA)

住宅ローン控除は、居住開始年月によって、適用される控除期間・控除率・控除限度額が異なります。2008年以降の住宅ローン控除の内容は次の表の通りです。

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例えば、2008年中に入居した人の住宅ローンの控除期間は10年または15年から選ぶことができました。

控除率・年間控除限度額は選択した控除期間によって異なり、控除期間10年なら6年目までは年末ローン残高の1%・年間控除限度額20万円、7年目以降は同じく0.5%・10万円と、控除内容は2段階になっています。

一方で、平11年中に入居した人の住宅ローンの控除期間は10年のみで、期間を通じて控除率は1%・年間控除限度額は40万円です。

住宅ローン控除は、借り換えたとしても最初に適用された制度内容が続きます。まずは自分が受けている住宅ローン控除の内容を確認しておきましょう。

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住宅ローン借り換え後も住宅ローン控除を受けるためには?

借り換え後も住宅ローン控除を引き続き受けるためには、次の2つの要件を満たすことが必要です。

1. 新しい住宅ローン等が当初の住宅ローン等の返済のためのものであることが明らかであること

2. 新しい住宅ローン等が10年以上の償還期間であることなど住宅借入金等特別控除の対象となる要件に当てはまること
(国税庁ホームページより引用)

つまり、もともと返済していた住宅ローンの借り換えであることが明白で、なおかつ借り換え後の住宅ローンが「返済期間10年以上」「控除を受ける年の合計所得が3,000万円以下」など、住宅ローン控除の要件を満たしていれば、引き続き住宅ローン控除が受けられるということです。

例えば、15年返済など比較的短い期間で住宅ローンを借りた人は、借り換えの時期によっては借り換え後の返済期間が10年未満になり、控除の要件を満たさなくなることもあります。「10年以上」という返済期間の要件は、念頭に置いておきましょう。

>>次ページ 借り換え後の控除期間と控除対象額とは?

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