団体信用生命保険(団信)とは?通常の団信は加入して特殊団信は銀行ごとに異なるので加入は慎重に!

今回の記事は住宅ローンを借り入れする際に団体信用生命保険(団信)をつけるかどうかに関する記事をお届けします。

この記事にたどり着いたあなたは、これから住宅ローンを新たに借り入れ、もしくは借り換えを通じて団体信用生命保険の充実をしようかお悩みではないでしょうか。

団体信用生命保険はフラット35を除いて基本的に加入は必須になります。

今回取り上げたい団体信用生命保険は、いわゆる特殊団信と言われる部類のもので、例えばがん団信であったり、3大疾病付き団信のことをいいます。

今回の記事をお読みいただくと、特殊団信をつけるかどうかの判断材料にして頂けます。

結論を言いますと、特殊団信をつけるかどうかは、慎重に判断することをお勧めします。

新規の住宅ローン借り入れで年齢が50歳手前であればつけるのは有力な検討材料になります。

その一方で、住宅ローン借り換えの場合には本来利息を下げて1円でもお得になりたいはずなので金利が上がってしまう団信の加入は要検討になります。

とは言えご自身で団信を追加でつけるかどうかこの記事をお読みになっても悩まれる方も多いかと思います。

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そもそも団体信用生命保険(団信)とは

団体信用生命保険とは住宅ローンを借り入れされる際につける保険のことをいいます。

保険の適用の条件と内容は、住宅ローンを借り入れしてから万が一のことがあった場合に住宅ローンの残高を保険金で弁済されます。

万が一とは、例えば住宅ローンの債務者で団信加入者の方がお亡くなりになった場合や高度障害になった場合です。

その場合には住宅ローンの残高がゼロになります。
この保険があることによって、住宅ローンを借り入れしてその後の万が一のことがあったとしてもユーザーは安心して住宅ローンを借り入れすることができます。

銀行にとっても、ユーザーに万が一のあった場合には団信で住宅ローンの残高が弁済されるので銀行にとっても安心のできる保険となります。

通常の団信は万が一のあったときや高度障害になった時に住宅ローンの残高が弁済される保険になります。

 

団体信用生命保険の保険料はいくらか

ここ数年銀行が提供している住宅ローンに付帯する団信の保険料は原則無料で加入することができます。

一部フラット35での加入であれば基本は団信が付帯していないので別途で金利負担をすることで団信に加入することが可能です。

一例ですが、住信SBIネット銀行のフラット35(買取型)であれが、団信の保険料込みの金利は0.91%となります。団信の保険料抜きであれば0.2%金利の低い0.71%で借り入れすることが可能です。

 

特殊団体信用生命保険の種類

今回焦点となるのは、通常の団信に加えて特殊団信をつけるかどうかになります。
特殊団信の種類は大きく下記の内容のものがあります。

  • 50%保障ガン団信
  • 100%保障ガン団信
  • 三大疾病保障付き団信
  • 八大疾病保障付き団信
  • 全疾病保障付き団信
  • ワイド団信

団信ごとの適用の早見表はこちらになります。

それぞれの特徴を見ていきます。

 

50%保障ガン団信の保障内容と金利負担

50%保証ガン団信の保障内容は、ガンと診断された場合に住宅ローン残高が半分になります。

金利負担はなし〜0.1%です。

 

100%保障ガン団信の保障内容と金利負担

100%保証ガン団信の保障内容は、ガンと診断された場合に住宅ローン残高が0円になります。

金利負担はなし〜0.2%です。

 

三大疾病保障付き団信の保障内容と金利負担

三大疾病保障付き団信の保障内容は、下記特徴をもっています。

  1. ガン
  2. 急性心筋梗塞
  3. 脳卒中

これらに罹患した時に保障が発生します。

罹患して、下記状態になれば住宅ローンの残高が保険で免除されます。

  1. ガンと診断された時点の住宅ローン残高が0円
  2. 医師の診断を受けてから60日以上働けない状態が続いていると住宅ローン残高が0円
  3. 医師の診断を受けてから60日以上運動失調や麻痺が残っていると住宅ローン残高が0円となる

金利負担は0.2%です。

 

八大疾病保障付き団信の保障内容と金利負担

八大疾病保障付き団信の保障内容は、下記特徴をもっています。

  1. ガン
  2. 急性心筋梗塞
  3. 脳卒中
  4. 高血圧症、糖尿病、慢性腎不全、肝硬変、慢性膵炎

これらに罹患した時に保障が発生します。

罹患して、下記状態になれば住宅ローンの残高が保険で免除されます。

  1. ガンと診断された時点の住宅ローン残高が0円
  2. 医師の診断を受けてから60日以上働けない状態が続いていると住宅ローン残高が0円
  3. 医師の診断を受けてから60日以上運動失調や麻痺が残っていると住宅ローン残高が0円
  4. 働けない状態が続いている間は毎月のローン返済額が保障される。12ヶ月以上継続して働けない場合は住宅ローン残高が0円となる

金利負担は0.4%です。

フルスペックの保障になるため金利負担は大きいです。

 

全疾病保障付き団信の保障内容と金利負担

全疾病保障付き団信の保障内容は、下記特徴をもっています。

  • 全てのけがや病気 (精神障害を除く) ※金融機関によって保障内容が異なります

罹患して、下記状態になれば住宅ローンの残高が保険で免除されます。

  • A 働けない状態が続いている間は毎月のローン返済額が保障される。12ヶ月以上継続して働けない場合は住宅ローン残高が0円となる。
  • B 継続して180日以上入院した場合に住宅ローン残高が0円となる。

金利負担はなしの銀行があります。

 

ワイド団信

ワイド団信の保障内容は、下記特徴をもっています。

  • 死亡
  • 高度障害

一見、通常団信と同じ内容になりますが、通常団信が何らからの告知事項にあたり入ることができない場合に利用することになります。
通常団信に比べ、審査基準が緩く加入しやすい保険となっています。

一方で、金利負担は0.3%と通常団信であれば金利は無いですがワイド団信の場合は金利負担が必要になります。

 

特殊団信に加入するときの年齢制限

特殊団信に加入するときには年齢制限があります

一つの目安は、50歳を超えているかどうかです。

50歳を超えるととたんに加入できる特殊団信はなくなります。

一部、55歳まで加入のできる銀行もありますが、ご自身の審査内容等によって金利負担は変わってきます。

 

特殊団信に加入する時の告知に関して

通常の団信だけでも告知は必須です。

特殊団信の加入に関しても告知は必要になります。

通常団信よりも審査は厳しくなると言われていますが、銀行ごとに扱っている団信は異なります。

扱う団信が異なると言うことは、保険会社が異なるということになります。

保険会社が異なると、審査基準も保険会社ごとに異なります。

なので、A銀行の団信は否決でも、B銀行の団信は通過するということもあります。

また、告知に関して心配であっても虚偽はおすすめできません。

虚偽申告で加入できた団信も、万が一虚偽が発覚してしまった場合には団信の適用対象外になってしまいます。

 

特殊団信は金利を上乗せしても入るべきかどうか

先程ご紹介したように、特殊団信は原則金利の上乗せがどれだけ安くても0.1%は上昇します。

また、一度加入すると原則外すことはできません。

なので借り入れするときにはこれから借り入れする住宅ローンの下記内容を確認しないといけません。

  • 住宅ローンの残高
  • 住宅ローンの期間
  • 住宅ローンの借り入れ金利

通常団信と特殊団信有りとの総返済額と月々返済額の違い

通常団信では金利負担はなしです。

一方で特殊団信は一番金利負担が少なくて0.1%です。

今回、三大疾病保障付き団信(金利+0.3%)に加入する場合と通常団信との比較をします。

通常団信住宅ローン

総返済額約315万円、月々返済額約9万円

 

三大疾病保障付き団信住宅ローン

総返済額約513万円、月々返済額約9.5万円

 

それぞれの差分は、総返済額だと198万円、月々返済額は5千円の差が出ます。

低金利のこのご時世で、特殊団信を利用するには少々高い気もします。

 

無料で付く団信は問答無用で入るべき

無料の団体信用生命保険であれば問答無用で入ればいいと思います。

具体的には住信SBIネット銀行の全疾病保障付き団体信用生命保険です。

この保険は、どんな病気・ケガ※1でも保障する全疾病保障に無料でご加入いただけます。
働けなくなったら、月々の返済額を保障いたします。働けないまま12ヵ月経過したら、住宅ローンの残高が0円になります。

ただしこの全疾病保障付き団体信用生命保険が適用されるには結構高いハードルが必要になります。

それは、働けないまま12ヶ月の経過が必要です。

12ヶ月その状態が続くのはなかなかハードルが高いですが、無料で付いてくるのでSBIネット銀行で審査が通ってかつ加入できるのであれば必須で加入すると良いです。

まとめ 特殊団信の利用は慎重に

住宅ローンの借り入れをするときに団体信用生命保険をつけるかどうかは非常に悩ましい問題であります。

がんや三大疾病付き団信に加入していて、その後罹患すれば住宅ローンの返済はなくなるため、大変魅力的に思います。

一方で特殊団信をつけると、住宅ローンの金利は上がります。

特殊団信をつけた結果、金利が上がったまま返済し続けないといけないので、加入には慎重になるべきです。

慎重に考え、他の保険では適応できないかどうか、月々返済額が団信をつける結果上がった分問題ないかを検討しないといけません。

もし今回の記事で団体信用生命保険をつけるかどうか悩まれている方には、モゲチェックの住宅ローンの無料Web診断をご利用してみてはいかがでしょうか。

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