オンライン住宅ローンのスタンダード:ジャパンネット銀行の住宅ローン (2019/9/25)

2019年8月にジャパンネット銀行から新しい住宅ローンが発売されました。同行は三井住友銀行とヤフー株式会社(以下、ヤフー)が主要株主であるインターネット専業の銀行(以下、ネット系銀行)です。最近ZOZOの買収で注目を集めたヤフーですが、キャッシュレス決済PayPayの推進など金融事業に注力しており、その中核となるのがジャパンネット銀行です。ジャパンネット銀行の住宅ローンは、ネット系銀行としては後発となりましたが、その分先行する商品と比べてシンプルかつ競争力のある商品性となっています。その特徴を見ていきましょう。

特徴

ジャパンネット銀行の住宅ローンの特徴は①シンプルな商品設計、②変動金利が業界最低水準、③オンライン完結の3点です。では、それぞれについて細かく見ていきましょう。

①シンプルな商品設計
ジャパンネット銀行の住宅ローンには特別な団体信用生命保険(以下、団信)は付帯されておらず、オーソドックスな商品がベースとなっています。ただ、様々なバリエーションの団信を金利上乗せで選択・付帯することができるため、ユーザーのニーズに応じた商品組成が可能になります。下表に付帯できる団信の種類及び金利上乗せ幅を記載しました。

団信保証プラン 概要 金利上乗せ幅
一般団信 死亡・所定の高度障害状態、余命6ヶ月以内と判断された場合、住宅ローン残高が「0円」になる通常の団信。 なし
がん50%保証団信 一般団信+がんと診断確定されたら住宅ローン残高が「半分」になる特別な団信。 0.1%
がん100%保証団信 一般団信+がんと診断確定されたら住宅ローン残高が「0円」+給付金特約つきの特別な団信。 0.2%
11疾病保障団信 がん100%保障団信+10種類の生活習慣病で180日継続入院時住宅ローン残高が「0円」+給付金特約つきの特別な団信。 0.3%
ワイド団信 健康上の理由で一般団信にご加入いただけない方でも加入しやすいように引受基準を緩和した特別な団信。 0.3%

②変動金利が業界最低水準
商品がシンプルなため、ジャパンネット銀行の変動金利型の金利は業界最低水準の0.415%(2019年9月現在)となっています。特に新規借り入れと借り換えの金利が同じなので、通常金利が高くなる新規借り入れのユーザーにとっては特に魅力的な金利と言えるでしょう。下表に他のネット系銀行との変動金利型の金利比較を記載しました。

ジャパンネット銀行 じぶん銀行 住信SBIネット銀行 イオン銀行
新規借り入れ 0.415% 0.457% 0.447% 0.52%
借り換え 0.415% 0.457% 0.418% 0.47%

③オンライン完結
ヤフーが親会社にあるだけあってジャパンネット銀行の住宅ローンも最初からオンライン完結で設計されています。申し込みから契約締結までスマホ上で手続きが完結するため、非常に便利です。審査に必要な書類も画像データをアップロードして提出できるため、簡単です。また、ローン契約も紙ではなく電子契約書となるため、印紙税が不要になるなど、金銭的なメリットもあります。

まとめ

ジャパンネット銀行の住宅ローンは、①シンプルな商品設計、②変動金利が業界最低水準、③オンライン完結の3点が揃ったオンライン型住宅ローンのスタンダードの商品となっており、発売以降高い人気を博しているようです。住宅ローンの選択の一つとして外せない商品だといえるでしょう。

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